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新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。7日は七草粥の日ですね。わたしは現在ロンドンに居ます。日本からの便りで『現代詩手帖』2009年12月号で奥成達詩人が今年の収穫に拙詩集をあげてくださったことを知りました。うれしかったです。奥成達氏の詩集Sea of Hatsをこちらに持ってきて読んでいます。このジャケット写真のTシャツもあります(欲しいなあ)http://www.mars.dti.ne.jp/~4-kama/tatsu/si2.html(bookbar4 より) # by embrepr | 2010-01-07 00:00
神戸市立ファッション美術館で開催されている「超絶刺繍」展、ほんとにすごいです。刺繍好きのものにはたまらないものがありますが、興味がなかった人も眼と手の織りなす職人芸におののくこと必至です。わたしは学生たちとぞろぞろ出掛けましたが、衣裳の前では「超絶…」とつぶやくしかない状況でした。わたしの本とは関係ないけど、ぜひ行かれてない方に行って頂きたく、メモしておきます。 http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/special.html # by embrepr | 2009-09-10 18:59
みなさん、日蝕見られましたか。わたしは昨夜から不思議なことが起こり、本詩集のなかの「黒い神」という作品を10年ぶり(書いたのが10年前)に生き直しています。 ところで、塩見允枝子さんの「日蝕の昼間の偶発的物語」をやっと開ける日がやって来た!と思い探していますが見つかりません。おかげで(片付けながら探しているため)ゴミ袋が三つ(大)も出ました。昼間は過ぎ去ろうとしてる。なんとか今日中に本を開きたい。 スコットランドはファイフの海岸を散歩していました。火山が何度も爆発してできた海。天気のいい日は北欧をのぞむことができるところ。わたしは小さな古本屋へ入って、その時研究していたヴィクトリア時代のウェディングドレスについて書かれた本を買いました。 陽の落ちるのが早く、雨が多くて風が強い。冬の海岸は水色かグレー。薄暗い一日。小さな石を拾って、いったん落とすも、波に洗われて黒く光っている。朝の夢で一生懸命話かけていた人から連絡が来ました。はるか遠くにいる人と10年経って会うことができました。 # by embrepr | 2009-07-22 19:29
詩と音楽のための雑誌「洪水」第四号が発刊されました。 白石かずこ特集です。充実してます。データも書き物も。 わたしのこのプロモブログ最近シリメツレツになって参りましたが 「March Violets」という刺繍詩集所収の作品を掲載して頂きました どこに隠れて(現れて)いるかのは、オタノシミ。 白石さんの『虎の遊戯』という詩集のなかに「3月」という作品があります。 わたしがその作品を大好きだとお話したときに、わたしの手をぎゅっと握られ 「こんな悲しい詩はないのよ」 と仰り、目の前で白石さんが朗読してくださった時のことを作品にしました。 http://www.kozui.net ちなみに、第三号は三輪眞弘さん(大ファン)の特集で、バックナンバーも絶賛発売中です。 # by embrepr | 2009-06-27 18:08
青いアウラをまとった選手が通れば 花の道 エメラルド エルボウ ..... みんなが痛いことを引き受けている 一枚岩になっている ..... ーいのちー 三沢光晴選手(プロレスリングノア社長)のご冥福をお祈りいたします。 わたしの詩を思い出してくださった方々がいた。そのことへの感謝と名誉とともに。 # by embrepr | 2009-06-14 23:59
「...はっきりと何かの主題を提示することもないし、すっきりと何かの結論を出すこともないのに、どこかに「別れ」の手ざわりが感じられる、不思議に緊張感のある詩集だった...」 作品は「詩人と風」をとりあげてくださった。 ーー『現代詩手帖』(06, 2009) 詩書月評 田中庸介氏 続く、詩誌月評(渡辺玄英氏)では、わたしも所属してる同人誌「gui」から、高橋昭八郎さんの作品が触れられているのを見つけた。昭八郎さんは最近新しい詩集を出されたばかり。『ぺ/ージ論』(思潮社)。とても良いのです。 # by embrepr | 2009-06-04 23:20
本詩集の表紙ドローイングの描き手佐藤貢さんの個展に行く。二年ぶりの作品展ということ、31日最終日、大阪のpantaloonさんにて。小さな阪急中津駅で待ち合わせたのに、友人となかなか会えず(お互い別々の場所で待っていた)、わたしはその間に珍しく(っていうか初めて)、十三あたりから離れなくなっていたイメージを形にするべく、携帯を使って小さな詩を作った。 雨の写真、傘を食らう詩、差したくない、差したら、花のように開き、体の中に突き刺さり、一本抜いて、青磁の瓶に挿す。 ああ疲れた。なんだか落ち着かず。心ここにあらず、一人になりたくて、仕方なくて、苦しくて、二階のベランダへ出た。しばらくぼーっと座っていた。記帳して感想書きながら気づいた、わたしの詩がここに在ったことを、わたしは、上がって来た作家さんに、その詩を、話した。 雨垂れ、固まり、あなたの肺、殉教するマリエ、そして、タイニーなカメラ、去る時に。使われることなく捨てられる使い捨てレンズ、眼の褪色、で、スタート。 帰り道、友人はわたしの背中をはたいてくれた。それはさすられるようでもあった。 # by embrepr | 2009-06-01 00:19
西松布咏さんから、ウェブサイトをリニューアルしたというご連絡をもらう。しばらく「たより」のアーカイブを読んでいると、vol.52に、わたしの刺繍詩集の開元ともいうべき作品「呼気の刺繍」を見つけた。この作品は、布咏さんが尺八の中村明一さんと舞の古澤侑峯さんとで催された演奏会「玄・くろ II」を体験して、書きおろしたものだ。すっかり、忘れていた。 あれは2005年9月のことで、わたしは開演前ぎりぎりについたので、大きな能楽堂の一番高いところ一番後ろにある畳敷きのスペースの、一番左端になんとか座った。座布団も置けないくらいのスペースに身を置いた。 呼吸が整わないまま、薄暗いステージの、遠くにあるほのかな明かりをぼーっと見ていたが、中村明一さんの尺八が始まると、わたしのなかの呼吸する器官(胸なのか腹なのか背なのか)のどこがが、音と一緒に動いて、胸が展いていくーという体験をした。 それは、正しくいえば「音を聞く」というよりも、「音を触る」、息である空気の流れとリズムがわたしの内側に伝わってくる、という体験だった。布咏さんの唄(声と言葉)がそこに描かれていくようで、わたしはそれを「呼気の刺繍」と名付けた。 ステージから遠く離れている。呼吸はもちろん見えない。闇のなか蜻蛉のように細くてやわらかな白い線が湧くように舞っている。それは三味線の弦にも似ている。古澤さんの舞の摺り足の重たさと平たさでもある。 はじめての感覚、この呼吸の呼応の動きについて、演奏会のあと、わたしは中村さんに興奮して話した。 刺繍詩集のこぼれ話をもうひとつ。メールには「アユタヤの蜻蛉」というわたしの作品を今週末に再演するということも書かれていた。当初詩集の一番最初に置いた作品は「アユタヤの蜻蛉」の裏ヴァージョンである「黄色のモノクル」だった。やっとできたわ、と曲をつけたことを布咏さんが連絡くださった時、発行ぎりぎり前だったので、わたしは最終その作品を本からカットすることに決めた。2005年の夏、高熱でアユタヤに行く予定をキャンセルしたとき、その古い都を思い、書いた一部を残暑見舞いの葉書の文面に添えた。布咏さんがそれを気に入ってくださり、唄ってみたいとおっしゃってくださった。うれしかった。もう4年も前のことだったのだ。 http://www17.ocn.ne.jp/~misa5/ (西松布咏ウェブサイト) # by embrepr | 2009-05-19 04:42
詩のお教室、無事終わりました。 参加くださった方々、有り難うございました。 例によってわたしは現在つかいものになりません。 いくら熱湯を注げどももはや色も香りも出ないティーバッグのように。 たとえれば、大きなコンサートホールでライブを一つやったくらいの。 向かわねばならないー いちばん意味の無いように思えた「トランプ」が実は今回最も要でした。 完成度の高い作品がそろったこともあり、シンプルな冊子を作る予定です。 # by embrepr | 2009-05-10 23:30
この刺繍詩集を置いて頂いているトンカ書店さんで、5月8日の夜8時半から、詩の教室(復活!)を開くことになりました。アトリエ箱庭さん(刺繍詩集取り扱い店に加わりました)で数回開催したのはいつだったかなあ。今回は「詩のお教室」、案内としては「自分も知らない自分を、自分で見つけることができるかも!な、言葉遊びの時間」という感じです。詳しいことは、トンカさんのサイトをご覧ください。よろしかったら遊びに来てください。 http://www.tonkabooks.com/event.html#kyoshitu200905 # by embrepr | 2009-05-01 19:33
最後まで削るのを迷った作品「海の交換」を取り上げてくださったことがとてもうれしい。 「深く想う人ほど、気持ちの底はまったく違う手触りなのかもしれない。…… たおやかな言葉の刺繍、いや詩集の息づかいが聞こえた気がして、深呼吸をしてみた。」 4月21日、読売新聞「詩」 評者:和合亮一氏 **** 角田清文「衣裳」をご教示くださった。紹介くださった作品はロンドンで、英訳と共に朗読することを目的で作った。 「詩と衣裳には通底するものがあるのだ。モダニズム詩の源流に繋がる詩篇として「モノの順番」の一節を引く」 3月24日、神戸新聞「詩集」 評者:鈴木漠氏 # by embrepr | 2009-04-24 00:07
真弓阪神開幕戦 いきなりスタートしてから打ちまくっております 心地よい音楽のような野球 海文堂書店の雑誌『ほんまに』最新号にて 「詩人の部屋」と題した取材をして頂きました この刺繍詩集のことも色々お話しています よろしかったら読んでやってください また 打ったよ ![]() # by embrepr | 2009-04-03 18:52
「...荘厳を父にもち、天に向かう。装飾の正統な娘...」 (評:三井葉子 神戸新聞 2月22日朝刊) フランスのランスにある大聖堂で見たシャガールのステンドグラス 青かった 光という神(神という光)はそのブルーの装飾を通して知覚された 強かった # by embrepr | 2009-02-24 19:25
この本に対してお手紙やお葉書で頂いた言葉のなかから一部抜粋してご紹介。 - ゆっくりとした心拍がきこえるような、気持ちのよい風が吹いている感じです - エロチックで繊細な透明感のある詩集 - わかりやすく展開されていく言葉の繊維を少し複雑、かつ柔軟に編み込んでいく詩法 - 言葉に対するタッチが実に自由で新鮮で新しい時代の詩人 - 言語の香気、展開されていく感性の世界、奏でてゆかれる音色、はるか高みの… - 散りばめられた感性のきらめきに、頁をひもといていくにつれ、心が透きとおっていくような静かな気持になれます。 - 不思議ですが、色のことを書いている詩はかなり透明に近い印象です。なぜだろう。 - パッチワークの衣裳のように文体と文脈の飛躍が面白く、楽しく。 - 詩も装丁も装画も、書名と帯のことばもすべて美しいです たくさんの方からご本などをお送り頂きました。皆様どうも有り難うございました。大切に楽しみに読ませて頂いています。 # by embrepr | 2009-02-10 19:04
読んでるし、何か書いてよ、ということで、なんか書いてみよう。
ここは本のプロモブログ、投稿も年内で終了するつもりだったけれど、なんとなく、年明けても続いていて。奥付の日付けは1月2日だし、いいか。実は12月なかば頃までは12月8日発行。色々あって変更するため16ペイジ分刷り直した。 05年のロンドンで不眠症になってしまったわたしは、一本の音叉と出逢います。日本に帰ってしばらくしてからは、特注で作ってもらうまでになっていました。はまります。はまりやすい性格です。でも音叉は。けっこう高い。けっこう重い。低い周波数のものはうんと長いし、結局自分で音叉ケースも作りました。全部で30本くらいあります。 呼吸を整えることができると思うのです。完全にイメージの話ですが…。人に施すと皆眠ってしまいます。痛いところは消えます(たぶんイメージ)。どの周波数を選ぶのか、一本にするのか、二本にするのか。あてづっぽうです。 最近は、粘着質で黄土色に近い茶褐色の塊が近付いてきて、そこから出てる黒い不揃いな空気を見ました。実体がそこになくても、近付いてくるのが前もってわかったりするのです。全部イメージです。それは成敗するというよりも、全体を包むような施術をします。 眠れないおかげで、あたらしい詩が書けました。 # by embrepr | 2009-01-28 01:35
『浴衣葩餅(ゆかたはなびらもち)』完成 ……朗読/坐禅/施術/沐浴 …… ……ギター/バランス/ホイッスル/リズム…… 07年夏の展で作っていただいた山本精一さんのサウンド(自然)に、わたしのノイズ(生活)を重ねて作った音源がやっとできあがりました。去年は呼吸困難な年でしたが、秋から借家レコーズとつるんでいたおかげです。 百窓文庫/著者直販で本詩集を注文くださった方に色々とおまけをつけてお送りしていたのですが、これからしばらくはこの餅のデモ盤をお送りします。なにぶんわたしの仕事なので、デッキやパソコンが壊れたりすることがあるかもしれず、その危険を考慮しておまけとしてお楽しみください。 本に所収できなかった2008年秋冬の作品「真夏の星座」(『gui』85)「真冬の星座」(『樂市』64)「サイレンス・レッスン」(『健康』冬)も声で入っています。 *このおまけは終了しました(2月4日) # by embrepr | 2009-01-17 05:46
一つ目は本棚の写真 「刺繍の呼吸」のある風景 二つ目は消え行く言葉 Twitter / 89490171 shyness, shimmering, champ(fr) - the most favourite fricative [ʃ] # by embrepr | 2009-01-08 23:23
ミルクのねむり、マットのうえ、黒い革のヴェストはフリンジがひらひらしており、そのコスチュームを剥ぎ取って、人の顔か言葉か情報か意味を持つ大勢の黒い点が群がる海へ投げる。ひらひらしたまま両腕をなびかせているその波のなかへコスチュームは飲み込まれていく。はじまりの儀式。鐘がなる。 - Fighting Fashion- # by embrepr | 2008-12-08 00:00
私は短い詩を作りながら、私を呼び戻しながら生きていたのかもしれないと思います。呼び戻すということは、失ったということで。なんとなら、在るものは呼んだりしなくてもいいのですから。まっさらないのち、まだひとの手に触れていない清潔ないのちを、私は呼びたかったのかもしれないと思います。 - 三井葉子『歴程』no.536- # by embrepr | 2008-12-08 00:00
わたしをみつめないでください という顔でみつめかえされ どきっとする わたしは縛られています そんな顔をしている女 -晴れか雨だか- # by embrepr | 2008-12-08 00:00
わたしたちが、歩く後ろに、いつまでも、しっぽが。それはわたしたちが歩いてきた道のようにうねっている。猫はわたしたちをつなぐのか。はなすのか。どちらか。どっちか。 -黒い神- # by embrepr | 2008-12-08 00:00
書肆啓祐堂*(東京・高輪) 東京堂書店 (東京・神保町) 海文堂書店(神戸・元町) トンカ書店*(神戸・元町) 三月書房(京都・寺町) 恵文社一乗寺店*(京都・一乗寺) 京大生協ブックセンタールネ*(京都・百万遍) ジュンク堂書店京都店(京都・富小路) ジュンク堂書店大阪本店(大阪・堂島) アトリエ箱庭(大阪・北浜) 著者直販*(通販専用 : 送料無料) *署名本扱い 配本がまだの書店もあります ( 1/8, 2009) # by embrepr | 2008-12-08 00:00
詩人は永遠性の幼児である。ー 永遠性のもつ真摯さを缺いではいるが。詩人は鳥や百合のことを思っては悌泣する。そして詩人は悌泣することによって涙のなかにを宥めを見出すのである。斯くて願望は生れ、その願望が詩人を雄辯にする。 -キェルケゴール「野の百合・空の鳥」久山康訳- # by embrepr | 2008-12-08 00:00
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